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デジモンセイバーズ #01 [Anime]

 今日からいよいよ放映がはじまりました、デジモンシリーズ最新作。
作品詳細とかは他でもやってるだろうから第一印象としてのインプレッション、ズバッといきましょう。

セイバーズの作品の指向性としては、これは間違いなく”怪獣もの”であると思います。
自分としてはデジモンシリーズは怪獣ものとして捉えてきたのでこれは歓迎すべき点です。
(よって以後作品の方向性がさらに明らかになり次第カテゴリを”怪獣”へ変更すると思います。(笑)
無印、02、テイマーズと怪獣ものとして進めてきたのにフロンティアではいきなりスーパー戦隊へ
路線替えして失速を加速させ、ゼヴォリューションでも怪獣ものとしてはかなり失敗であったので…。

ゼヴォは人間が絡まない、異世界だけで完結してしまう怪獣ものは、怪獣ものとしてはつまらない
というのをはっきりと観せつけてくれたんだよね。
シナリオはまぁまぁだったんだけど、「テイマーとの二人三脚の成長」というデジモンの最大の魅力
をスポイルした時点でダメでもあったんだけど。
(映像面でも、あの当時のレベルとしてもCGの出来は納得いかなかった、ゲームのおまけムービー
でももっとマシなの作ってるだろっ、ってぐらい。)

結局テイマーズまで、ってのは方向性では”ジュブナイル怪獣もの”であったと思います。
この路線って、本家である特撮のほうだと'84ゴジラ以降かなりないがしろにされてきた路線
であったと感じるんだよね。
映画だとたぶん平成モスラシリーズぐらいしか作られてないはず。
だが特撮のほうではTVシリーズも含め、旧態然としたジュブナイル系ばかりだったのに、アニメ、
デジモンシリーズで飛躍的な進化を遂げていた路線だと思うのですよ。
(そのあたり、今度のガメラは進化した特撮ジュブナイル怪獣ものとしての期待してるんだけど。(笑)
ジュブナイル怪獣ものでは子どもの側で暮らせるやわらかさ、てのが怪獣に求められるんだよね。
でもそれだけじゃやっぱり今までのまま。
やはり怪獣には戦闘生物としてのとんがった格好良さが必要なわけで、デジモンは元設定として
持っていた進化=変身を巧みに用いてそれを両立させた希有な怪獣ものであったと思う。
TVシリーズとして長期にやるならその両者を行き来できたほうがいいしね。
そしてこの路線では敵側も含めて、擬人化された怪獣像というのは必須だと思うよ。(笑)
そのほうが成長もよくわかるし、なんといったって感情移入の度合いが違う。

無印では十五少年漂流記、02ではナルニア国物語、テイマーズでは…えーっとなんだろ?
ウルトラシリーズか?(笑)
そういう形としてジュブナイル怪獣路線を観せてきてくれたけど、セイバーズではどんなものを
観せてくれるんでしょう。
主人公の立ち位置ってのがテイマーズでいうと最初からヒュプノス側にいる、って感じだけど、
相変わらず進化ってのはワクワクするんだよなぁ。(笑)
今回は最初からいきなりCGIによるものだけど、従来より格段に質感もアニメーションも向上
しているので凄いカッコいいですよ。

それでセイバーズの現状での不安点をあげると

1)人間側のキャラデザがデジモンにマッチしてない。
そもそもデジモンのオリジナルデザインって非常にアメコミタッチが強いと思うんだよね。
それで人間がアニメアニメしすぎたデザインってなんか咬み合ってないものを感じる。
表情の演技も今までのものより安っぽすぎるし。
それといままでの中鶴氏のデザインって凄くデッサンが取れていて、一種の破綻のなさがあった
んだけど、デジモン側のデザインはどうもそのあたりの不安が感じられる。

2)ヨシノの声優なんとかしろよ。(^^;
声優2作目だって?
こんな重要な役なのに演劇スキルなさすぎ、単なる話題作りの起用はやめてくれ。

こんなとこだけど、まだはじまったばかり。
長い目で観ていきましょうか。(笑)


タグ:anime
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